吉川美代子のTBS新人女子アナ教育の裏側!近年は採用をルックス重視

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元TBSアナウンサーの吉川美代子は1977年にTBSへ入社。1984年に「JNNニュースコープ」メインキャスターに。1990年の「JNNニュースの森」など報道番組を中心にキャスターを務めた。その後、TBSアナウンススクール校長にも就任。2014年5月にTBSを定年退職。プライベートでは2度の結婚、離婚歴がある。現在は芸能事務所「キャスト・プラス」の取締役を務める。

吉川美代子

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アナウンス技術から近年の女子アナブームに活

女子アナといえば、頭が賢くて勉強ができるイメージですが、近年は採用するのに重要なポイントは、賢いよりルックス重視に変わってきているようです。

そのため、新人女子アナには、一般教養がない人もちらほらいるようです。そんなTBSの新人女子アナを教育していたのが、吉川美代子アナだそうです。

TBSのベテランアナウンサー吉川美代子アナが2014年5月に定年退職を前に書いた著書「アナウンサーが教える 愛される話し方」が話題になっていた。
アナウンス技術に関する内容のほかに、近年の女子アナブームに活を入れている。

吉川美代子

アナウンサーは発声や言葉づかいのプロであり、文化や教養を伝える立場です。
漢字の読み間違いを笑いに代える。
衣装は高校生のような遊び着。
そんな女子アナは、アナウンサーとは別の種とさえ言えるかも知れません。
残念ながら、TBSのアナの中にもその種は存在します。

原稿に振り仮名を書く女子アナがいます。
難しい固有名詞ならともかく、「民主党」「富士山」までに書いています。
前もって、原稿の担当者がすべての漢字にルピをふっておくことさえあります。

自分の顔が写ることに価値を見出し、週刊誌に記事が出ると、「かわいい写真を使ってほしかった」と本気で言っている女子アナもいました。
東日本大震災の時、女子アナといえども被災地に行くべきでしたが、現場でのリポートを任せられないと、声がかからないアナウンサーもいました。

報道機関の一員という自覚のない女子アナがはびこっているのは、会社にも責任があります。
まず採用する際、かわいさやタレント性を重視する傾向があります。
ミスキャンパス入賞者やタレント事務所に所属している人が採用されるのは、そのためでしょう。
優秀なら問題ないですが、育てる立場の私が困るほど、教養がない新人もいました。

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制作側がアナウンス技術を期待しないからか、彼女たちが日々の訓練をしなくなるのです。
吉川アナが新人の頃は、10年選手ですら、朝早くに来てから発声練習をしました。
現在はBS、CSなどが増えて忙しいのはわかりますが、SNSを更新する時間があれば十分練習できる。
こうした傾向がタレントと勘違いしたような女子アナを目指すアナウンサー志望者の増加につながっています。

しかし、こんなだらしない女子アナばかりでもないようです。
アナウンススクール時代から見ていて群を抜いていたのは、高畑百合子と加藤シルビア。
自分が悪い点を自覚し、日々勉強をしています。
田中みな実も、吉川アナが講師を務めていたスクール出身で、当時気まずい雰囲気もあったというが、注意したことは必ず翌週には直す、負けず嫌いの学生だった。

最近は自前の人材ではなく、タレントやフリーアナウンサーを起用する番組が増えてきました。
これはアナウンサーをきちんと育ててこなかった結果だと思います。
採用や番組への起用のあり方を見直す時期に来ていると思います。

アナウンサーとは職人です。見た目のかわいさは2年で飽きられます。何十年と活躍できる息の長いアナを育てていくことが、私の使命だと吉川アナは語っています。

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