かつみ・さゆりの壮絶な借金生活!店は閉店払った利息2億円
夫婦漫才コンビのかつみ・さゆりは、夫のかつみが1984年8月に「トラコ&与作」の与作と「太平かつみ・ひろみ」を結成。1985年に、きびのだんごとともに漫才コンビ「どんきほ~て」として活躍後、解散。その後、妻の小百合とともに漫才コンビを結成。小百合が髪飾りを自分で引っ張る「あ~ボヨヨ~ン」のギャグで人気に。
ポヨヨンラーメン復活!かつみ・さゆり
2007年11月にオープンをし2008年の6月末で閉店になったポヨヨンラーメンが2008年11月に復活。閉店の原因となったのは、さゆりさんのお兄さんが原因だと噂されてましたが。
新大阪駅でかつみ・さゆりにばったり。
さゆりちゃんが「ネエサン、聞いてください!千葉の稲毛のワンズモールっていうところで2008年11月13日にポヨヨンラーメンをオープンするんですぅ~」と嬉しそうに教えてくれた。
2人が経営するラーメン店・ポヨヨンラーメン ウマインジャーは2007年に大阪市内にオープン。
介護しだったお兄さんが退職をしてラーメン店で修行をし、内装はさゆりちゃんが担当。
ピンクの壁紙や鏡といった、ラーメン店らしからぬ作りで話題になった。
しかし、思うように客足は伸びず、2008年6月末に閉店した。
そんな2人に今回、ワンズモールから出店しませんか?と声が掛かったそうだ。
ただ、出店に際して、先方から一つ条件がだされたとか。
それは、ラーメンの味を変えて下さい。
スープを関東向けにしなくてはならず、共同開発することに。
さゆりちゃんのお兄さんは残念ながらクビとなり、介護しに復帰したそうだ。
これまで、2人はかつみさんの株式投資の失敗に始まり、先物取引や100円ショップ・オオクワガタの繁殖・ネコのブリーダーと失敗ばかりしている。
なのに、さゆりちゃんは(大阪の店で)作った借金800万円をこれで返せるかもしれない!とルンルンだった。
ワンズモールにはラーメン店が6軒並ぶラーメンテーマパークがあり、ホームページには定期的に替わるとある(店の入れ替え)
ということは、期間限定でおわるかも知れない。
またまた借金を背負いそうな2人でした。
借金生活17年の壮絶な人生!払った利息は2億円に残った借金も2億円
かつみ・さゆりは、関西では有名で夫婦で漫才をしている芸人。
副業の失敗で借金が増えたと思っている人が多いですが、実は株の投資で失敗をして億単位の借金を作ったことが始まりです。
その借金を返済するために、副業で店を開いたりするも、次々に失敗をし、さらに借金を増やす原因になっていたようですね。
かつみは2013年10月、借金というイメージが強いですが、昔は金持ちで湾岸戦争が始まる前までは儲けていたようです。
25歳のときに買ったマンションがある。
当時、その物件を2680万円で購入したが、近くに大阪ドームができることになり、付近に地下鉄が敷設されるなどしたためマンションの資産価値が上がり、半年後には8000万になった。
その後かつみは、三和銀行の行員から「かつみさんの所有するマンションが8000万になったので、うちから1000万借りて頂けませんか?」と頼まれ、その1000万を元手に大学の先輩である株のデイーラーからのアドバイスを受けて株投資を始める。
当初は順調に資産が増え、25歳から28歳までの間で3億円を手にし、フランス人女性とも付き合った。
そして、日経平均が4万円に達しそうな頃、湾岸戦争が勃発。
かつみは3億を元手に9億の金を動かす信用取引の大勝負に出たが、相場はかつみの予想したとおりには行かず大暴落(バブル崩壊)。
かつみは4億7000万円の大損を被り、1億7000万の借金を背負うことになった。
他にも連帯保証人になっていた債務が回って来たりなどで最大額は11億7000万円に達したという。
そんなかつみとさゆりが借金生活17年間を語っています。
ラーメン屋
さゆり「2012年の4月にオープンしたスイーツの店「ポヨヨンスイーツガーデン」が開店から1年6月経過しました!いままでいろいろやってきた中で、1年を超えたのは初めてです。」
かつみ「まさに10度目の正直や!いままではラーメン店の7ヶ月が最高やったからね。」
さゆり「今回は、経営のプロの方にお店をみていただいています。9回失敗をして学んだことは、経営はちゃんとした人がやれば続くということ(笑)」
かつみ「ラーメン店は、さゆりちゃんのお兄さんが店長でしたけど、人間的にはすごくいい人でした」
さゆり「でも、緊張しいで、カウンター越しに、お客さんに見られているだけでラーメンを作れないんですよ。手が震えてね」
さらに、応募してきたアルバイト全員を採用したりしてたそうです。
かつみ「バイトが全部で30人近くいて、20坪の店なのに常時9人くらいが働いていて、売り上げの68%が人件費で、材料費が30%。後は光熱費や家賃は全部僕持ちでした」
さゆり「開店して1ヶ月目はすごく儲かりましたよ。1200万円の売り上げがありました。かつみさんが税金が大変やから会社組織にしようって言うて、株式会社ポヨヨンを作ったんですけど、2ヶ月目から失速して・・・」
ラーメン店は、開店してから5ヶ月目で赤字になって、6ヶ月目に50万持ち出して、7ヶ月目に77万持ち出したところで、店を辞めることを兄に伝えたそうです。
結局、トータルでは1000万ほどの損失だったそうです。
スナック
かつみ「楽屋みたいなちっさな店で、僕一人でやってたんですけど、オール阪神・巨人の巨人さんが酔っぱらって、夜中の12時ぐらいにやってきて。座ったら5000円の店なんやけど、巨人さんは、グラスとか全部洗い物をして5000円置いて帰るんです(笑)。カウス師匠もちょろちょろ飲んで、これで足りるか?というて、10万置いてくれたり」
さゆり「だから、ええお店でうちの家計を助けてくれました。でも家賃を217万円を滞納したところで、大家さんに追い出されました」
儲かっていたようですが、借金の返済の方が多すぎて家賃を払えなかったそうです。
さゆり「借金が1億円を超えると、恐ろしいことに金利だけでも年収を超えるんですよ・・・」
かつみ「30歳から50歳までの20年間に、金利だけで2億円は払ってる。でも借金は1億7000万円から3000万円増えている」
借金返済計画
さゆり「借金返済計画の第一弾はオオクワガタの養殖でした」
かつみ「オオクワガタは1年に50個卵を産むんです。半分オスで半分メスなら25ペア。翌年、また25ペア採れたら625ペア。さらに25ペア採れたら15625ペア。これを1ペア1万円で売れば1億5000万円にもなる」
かつみ「そんで300万借りてクワガタを買って、大事に大事に育てて600ペアになった時に、さゆりちゃんがバルサンをたいて全部死んでしまいました・・・」
さゆり「コバエが飛んでてうるさいから、それを殺すためにバルサンをたいたんですけど、クワガタも虫やったんです」
かつみ「あとで計算したら、15000ペアにするころには、部屋代とか電気代とかで2億円近くかかることがわかったんです。オオクワガタには悪いことしたけど、バルサンをたいたおかげで5000万円の赤字を出さずにすんだ」
猫の繁殖
かつみ「当時、日本に10匹ぐらいしかいなかったマンチカンという猫を買って、猫は1回平均4匹産むんで、発情期は4回だから、年に16匹になる。これを1匹50万で売ればということで大事に大事に育てました。ある日、さゆりちゃんのお母さんに、獣医に連れて行って、病気にならないようにワクチンを打ってもらうように頼んだら、かつみさん、ついでに去勢もしてもらったと言うし・・・」
さらに競走馬の共同馬主にもなって、1口68万円を出したけど、1回走ったきりで故障してそのまま引退になったそうです。
100円ショップ
かつみ「100円ショップもしました。しかし、開店してから10姫ぐらいに近所にダイソーがオープンして、近所の高校生が、ダイソーでマジックと色紙を買って、かつみさんサインちょうだいって。うちで買えや!言うて、色紙をみたら、うちのより質がいいと感心しました」
かつみ「店長は僕の母でしたが、ある日、ポリバケツがよく売れるから70個頼んだと言うたら、なんと発注したのが7000個!それが最後の追い打ちで、お母ちゃん、そろそろやめようかいうて、100円ショップでは600万円損しました」
身内を店長にして働いてもらっていたけど、店の運営は素人なのでことごとく失敗したようです。
そして、今はプロが店長なりをしてるので、経営は安定しているとのこと!(スイーツ店)
今後も、夫婦で力を合わせて借金を返していくそうです!